当記事では、私が『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ-PS3』を実際にプレイした感想・レビュー、その他関連情報を紹介しています。
どんなゲーム?
バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ (BIOHAZARD Operation Raccoon City)は、カプコンが販売するサードパーソン・シューティング・ホラーゲームです。
開発は、カプコンとSlant Six Gamesです。
バイオハザードシリーズの外伝的作品となっていて、時系列的にはバイオハザード2とバイオハザード3の間に位置したパラレルワールドでのifストーリーを楽しむことができます。
アンブレラ社が抱える私設保安警察「U.S.S.」のデルタチームの一員として、バイオハザードが発生しウイルスが蔓延したラクーンシティを舞台に、アンブレラ社とつながりのある証拠を隠滅するための活動を行うというのがこの作品の設定となります。
つまり、プレイヤーはバイオハザードシリーズの敵側であるアンブレラ社の工作部隊としてプレイすることになります。
- アンブレラ社側の工作部隊として、フォーマンセルで証拠隠滅活動を行う。
- 証拠隠滅活動を行いながら、襲い来るゾンビやB.O.W. (有機生命体兵器)、米政府側が投入する米軍特殊部隊「SPEC OPS」と3つ巴の戦闘を行う。
プレイしてみた感想・評価
1人オフラインプレイのやり方がわかりにくい
PlayStation Networkにサインインしている状態でゲームを起動すると、Campainモード選択時に「オンライン中のユーザーと協力プレイ」と「招待したユーザーと協力プレイ」だけ表示されるようになり、え?一人オフラインってどうやってプレイするの?と混乱することになる。
1人でプレイするには、「招待したユーザーと協力プレイ」を選択し、誰も招待せずにプレイを始めればオフラインプレイができるのだが、初めてプレイする場合わかり悪すぎる。
ステージ毎にキャラ変更できるためキャラ毎の特徴を楽しめる
6人のキャラからステージ毎に好みのキャラを選択してプレイすることができます。そして、4マンセルの残りのキャラも自分で選択できます。
各キャラは、それぞれ使えるアビリティが異なるので、キャラを変えてそれぞれの特徴を活かしたプレイを楽しむことができます。
ただ、6人全員の特徴やアビリティの内容を把握するのも面倒だし、アビリティもロックを解除しないと使えないので、面倒くさがり屋私にはこのシステムはいらないかな。
私は結局、ほぼ同じキャラで全部プレイしてました。4マンセルの他キャラもデフォルトで選択されているキャラのまま。
個人的にはステージ毎に操作キャラやパーティーなどは全て固定にしてくれている方が好みです。
色々考えるのが好きな人は、自由にパーティーを組めるのでこういった要素も楽しめるかもしれません。
バイオハザードシリーズとは別物
バイオハザード的な恐怖感や雰囲気はなく操作性も全然違います。
ゾンビとももちろん戦いますが、4マンセルプレーなのと敵対部隊のSPEC OPSとも随所で戦うことになるのでなんだか戦争もののシューティングゲームをプレイしている感じです。
敵は結構固いので、戦闘はなかなか骨が折れます。
味方は結構あっさり死んでしまうし、その死んだ味方をあっさりと蘇生できてしまうというなんだかよくわからないシステムを搭載。
どういう原理で蘇生できるのかさっぱりわかりません(笑)
そんなわけで、頭を切り替えてバイオハザードとは別物のサードパーソンシューティングゲームをプレイしていると思えば、そこそこ私は楽しむことができました。
エンディングはしょぼく達成感はあまり感じられない
エンディングは2パターン用意されていて、それぞれのエンディングで、自分が使用しているキャラによってセリフ回しが微妙に異なる(内容自体は同じ)という違いがあります。
このエンディングに至る最後のミッションが唐突に意味不明な感じで始まってしまうため、なんだこれ感が半端ないです。
エンディング自体も、両方とも非常にあっさりしたものなので、達成感みたいなものは感じられません。
オンラインモードはほとんど人がいない
オンライン対戦は今でも可能ですが、2020年7月21日現在、人はほとんどいません。
いても海外プレイヤーがほとんどでしょう。
キャンペーンモードのオンライン協力プレイも、一度プレイしてみましたが、一人しか参加者いませんでした。
今からオンライン対戦を目的に購入しない方がいいでしょう。
DLCでSPEC OPS エコーシックス部隊側をプレイできる
バイオハザード オペレーション・ラクーンシティでは、アンブレラ社の工作員部隊「U.S.S.」のデルタチームとしてプレイをするようになっています。
以下のDLC(ダウロードコンテンツ)を購入することで、U.S.Sと対峙する米軍特殊部隊「SPEC OPS」のエコーシックス部隊側をプレイすることができるようになっています。
- エコーシックス プロローグミッション:無料
- エコーシックス エクスパンションパック1:1047円
- エコーシックス エクスパンションパック2:1047円
プロローグミッションは、無料で購入できるので試してみて気に入れば、追加でDLCを購入して楽しむといいでしょう。
私は、プロローグミッションだけプレイしましたが、なかなかに難しくてやり応えがありました。
総評
俺的評価レベルは★3つです。
この作品の前にプレイしたバイオハザードシリーズは、実はプレイステーションで発売されたバイオハザード1と2だけ。
久方ぶりにバイオハザードを冠する作品をプレーすることになったわけですが、バイオハザード的な作風とはかけ離れていたのでちょっぴりがっかりしました。
でも、普通にサードパーソンシューティングゲームとして楽しむ分には楽しめました。
バイオハザード2の時間軸とかぶっていて、レオンやクレア・レッドフィールド、シェリー等と再会することができ、非常に懐かしい気分を味わえました。
ストーリーを重視する方には向かないかもしれませんが、純粋なサードパーソンシューティングゲームだと割り切れることができるならば、そこそこ楽しめると思います。
中古価格・相場
2020年7月22日時点のバイオハザード オペレーション・ラクーンシティ(PS3)の中古価格・値段(送料込み)については以下の通りです(個人調べ)。
価格はケース・ソフト・説明書が揃っているものを対象に調査しています
販売プラットフォーム | 価格(送料込み) |
---|---|
Amazonマーケットプレイス | 249円~ |
メルカリ | 300円~ |
ラクマ | 300円~ |
PayPayフリマ | 460円~ |
販売パッケージ一覧
バイオハザード オペレーション・ラクーンシティは、PS3だけでなくXbox 360でもプレイできます。
Windows版も発売されましたが、すでに販売終了しており中古での入手も極めて難しいと思われます。
販売パッケージ | 対応ハード | 発売日 | 発売価格(税込) |
---|---|---|---|
バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ-PS3 | PS3 | 2012年04月26日 | 6,990円 |
バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ LIMITED EDITION-PS3 | PS3 | 2012年04月26日 | 9,490円 |
バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ–Xbox 360 | Xbox 360 | 2012年04月26日 | 6,990円 |
バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ LIMITED EDITION–Xbox 360 | Xbox 360 | 2012年04月26日 | 9,490円 |
バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ-Windows | Windows XP/Vista/7 | 2012年07月26日 | 6,276円 |
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