当記事では、私が『STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム(PS3)』を実際にプレイした感想・レビュー、その他関連情報を紹介しています。
ゲームの概要
「STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム」は、ゲーム「シュタインズ・ゲート」のスピンオフ作品で、ファンディスクという位置づけの作品。
パッケージには全10話と書かれていますが、全10話プレイすると最後にサプライズで1話追加されるので、全10話+1話のオムニバス形式なっています。
シナリオ名 | 主キャラクター | シナリオライター |
---|---|---|
捜査線上のジキル | 岡部倫太郎 | 下倉バイオ |
絢爛仮想のファムタール | 橋田至 | 林直孝 原案:横谷昌弘 |
黄昏色のソーテール | 牧瀬紅莉栖 | 三輪清宗 |
幽霊障害のランデヴー | 阿万音鈴羽 | 新井輝 |
雨鈴鈴曲のスクレイパー | 天王寺裕吾 | 坂本正吾 |
桃色幻都のシャ・ノワール | フェイリス・ニャンニャン | 気賀沢昌志 |
迷宮錯綜のヘルマフロディトス | 漆原るか | 安本亨 |
悠遠不変のポラリス | 椎名まゆり | みかづき紅月 |
昏睡励起のクアンタム | 桐生萌郁 | 暁 影二(アタットリー) |
三世因果のアブダクション | 岡部倫太郎 | 打越鋼太郎 |
月暈のビヴロスト | 天王寺綯 | 林直孝 |
各話は独立していて、本編「シュタインズ・ゲート」を別視点で補完する話や、ありえたかもしれない別世界線のifストーリーを各キャラの視点で楽しむことが出来るようになっています。
上記の表を見て貰えばわかりますが、各話を担当しているライターはそれぞれ別となっていて、複数のライターが起用されています。
本編を担当したライターは、林直孝氏ですが、線形拘束のフェノグラムでは、2つのシナリオをのみを担当しています。
STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラムをプレイしてみた感想
俺的評価ランクは星3つ★★★です。
本編の「シュタインズ・ゲート」のファンディスクなので、まず本編をプレイしていない人はそりらをプレイした後にプレイしましょう。
本編の「シュタインズ・ゲート」のプレイレビューは以下を参照してください。
当記事では、私が『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』(PS3)を実際にプレイした感想・レビュー、その他関連情報を紹介しています。 シュタゲ ゲーム (PS3)をプレイしてみた感想 俺的評価ランクは星4つ★ ★[…]
線形拘束のフェノグラムには、ストーリー分岐がないので、本編よりさらにノベルゲームに極めて近くなっていました。
ゲームシステムについてですが、フォーンシステムが使い勝手が良くなっていました。
本編の「シュタインズ・ゲート」では、フォーンシステムでメール返信する際に、一度選択肢を選んでしまうと、他の選択肢を選べなかったのですが、今作では、一度選択肢を選んでもキャンセルして別の選択肢が選べるようになっています。
ただし、その選択肢によってゲームが分岐するわけでもないので使い勝手はよくなったものの全く意味をなしていません。てかフォーンシステム自体いらない(笑)
本編がこのシステムになっていればよかったのですがね。
複数ライターを起用しているため、どうしても各話でライターの力量差がもろに出てしまっていて、楽しめるシナリオもあればいまいちなシナリオもありました。
各シナリオは短めなので、気軽に楽しむことが出来る一方、内容は浅いです。
ただし、ファンディスクのため、あまり重厚なストーリーを求めるのは酷なのでこのレベルで個人的にはいいかなとも思いました。
いまいちなストーリーはあるものの、岡部倫太郎だけでなく、各主要キャラの視点で展開されるストーリーは斬新でトータルで見ると個人的には比較的満足できました。
私が一番楽しめたのは最後の「月暈のビヴロスト」かな。シリアスな内容ではあるものの、天王寺綯とダル(橋田至)の掛け合いがすごく面白くて楽しかったです。さすが、本編を担当した林直孝氏という感じですね。
発売時価格でプレイするのは躊躇しますが、現在の中古価格でプレイするならありです。
こういうファンディスクゲームには、賛否両論が付きまといますが、シュタゲファンならプレイしてみてもいいんじゃないでしょうか。
中古価格・相場
2020年4月25日時点のSTEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム(PS3)の中古価格・値段(送料込み)については以下の通りです(個人調べ)。
価格はケース・ソフト・説明書が揃っているものを対象に調査しています
販売プラットフォーム | 中古価格 |
---|---|
Amazonマーケットプレイス | 614円~ |
メルカリ | 400円~ |
ラクマ | 700円~ |
PayPayフリマ | 販売なし |
対応ハード一覧
STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラムは、PS3以外のハードでもプレイが可能です。
対応ハードは以下の通りです。
・Xbox 360
・PlayStation 3
・PlayStation Vita
・Nintendo Switch
任天堂スイッチ版については、STEINS;GATE ダイバージェンシズ アソートの中に含まれています。
公式動画
Youtubeの5pb/MAGES公式チャンネルで公開されている『STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム』関連の動画を紹介します。